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【書評】『アウトプット大全』(樺沢紫苑)を読んで「現実」を変えよう

今回は、樺沢紫苑氏の『アウトプット大全』について私なりにまとめてみたいと思います。

「インプットしてもアウトプットしないと意味がない」なんてよく耳にしますが、

「そもそも、アウトプットっていったい何をしたらいいんだ?」「アウトプットって何となくハードルが高いな」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

私もそう感じていた一人です。

 

本書では、アウトプットの基本法則から始まり、今すぐ実践できそうな様々なアウトプット方法が紹介されています。

私が覚えておきたいと思った内容は以下の3つです。

①アウトプットでしか「現実」は変えられない

②インプットとアウトプットの黄金比は3:7

③「長所伸展」を優先して自信をつける

 

1つずつ掘り下げてみていきましょう。

 

【①アウトプットでしか「現実」は変えられない】

アウトプットすべき理由はまさにこれに尽きると思います。

本を読んだりセミナーを受講したりといったインプットによって、情報や知識は増えますが、それを実際の行動に移さなければ「現実」は変わりません。

 

本書を読むまでは私も、「もう少し知識をつけてからやろう」と行動に移すまでに何かと言い訳をして先延ばしにしてしまいがちでした。

しかし、「準備万端な状態」なんて永遠に来ません。

それよりも、ある程度インプットしたら小さなアウトプットから始めてみて、またインプットする。このようなインプットとアウトプットの反復を樺沢氏は「成長の螺旋階段の法則」と呼び、究極の勉強法と述べています。

 

【②インプットとアウトプットの黄金比は3:7】

本書によると、学生も社会人もほとんどの人がインプット中心の勉強をしているのが現状のようです。

自身の勉強の仕方を振り返ってみても、本や教科書を読んだりするのに多くの時間を使っていたなと感じました。

 

このような「インプット過剰/アウトプット不足」の状態が、「勉強してるのに成長しない」最大の原因だということです。

樺沢氏はインプットとアウトプットの黄金比率は「3:7」、つまりインプット時間の2倍近くをアウトプットに費やすような意識づけが必要だとおっしゃっています。

 

【③「長所伸展」を優先して自信をつける】

人間が成長するためには、「短所克服」と「長所伸展」という2つの方向性があります。

私は、社会人には「長所伸展」を意識した学びが重要であると思います。

 

どうしても自分の短所というのは目に付きやすく、克服しなければならないと思いがちです。

しかし、短所を克服するための努力はツラく、なかなか長続きしません。

 

一方で、自分の得意分野ならば学ぶことも楽しく、周りとの差別化が図れます。

「自分を変える努力」ではなく、「自分を活かす努力」をして自分に自信をつけていきましょう。

 

いかがだったでしょうか。

日頃いろいろ勉強しているのに、結果が出ないと感じられている方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

いろいろなアウトプット方法が見開き1ページ程度でまとめられて紹介されていますので、自分に合ったアウトプット方法から挑戦してみてもいいかもしれません。

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